レーザーの種類とは?
法的な理由により、レーザー製品のレーザーは安全な範囲内になければ使用できません。 国際電気標準会議(IEC)は、人間の目や皮膚に害を与える可能性により、レーザーを5つのクラス(クラスI、クラスIIa、クラスII、クラスIIIa、クラスIIIb、クラスIV)に分類しています。
日本では、日本工業規格でもレーザーを8つの安全クラス(クラス1、クラス1C、クラス1M、クラス2、クラス2M、クラス3R、クラス3B、クラス4)に分類しています。
下記にて、レーザーのクラスを順番にご説明いたします。
クラス1
DVDプレーヤーなど、ほとんどの場合において安全です。 ただし、光量の少ない環境では、レーザー光や鏡の反射を受けるとグレア(まぶしさ)が発生することがあります。
クラス1C
これらは主に美容・医療用レーザーに使用され、目以外の身体組織に直接レーザーを使用するため、照射されるレーザーはクラス3R、3B、4である場合があります。
クラス1M
可視光波長域:302.5nm~4000nm
Mは倍率で、光学機器で見たときに放射線障害がないことを除けば、クラス1と同じレベルです。
クラス2
可視光線波長域:400nm-700nm
人間の目への放射線障害を避けるため、短時間(0.25秒以下)であっても、ビームを注視すると目に害を与える場合があります。
クラス2M
可視光線波長域:400nm-700nm
光学機器以外ではクラス2レーザーと同じです。
クラス3R
可視光線波長域:400nm-700nm
ビームを直接観察することによる目の傷害のリスクは比較的小さく、目への害や損傷はビームを見ている時間が長いほど大きくなります。
クラス3B
直接、反射、0.25秒以下の露光でも危険。
目に軽度の火傷を引き起こす可能性がある。
クラス4
直接、反射、0.25秒以下の照射でも危険。
加工時に火災を起こしたり、有害物質を放出する可能性がある。
レーザーの応用
レーザーの応用
レーザーの応用分野は、大きく工業、医療、商業、科学、情報、軍事の6つに分けられます。
日常的に使用する主な用途は、プレゼン、取材、教育現場、建築物の測定、現場作業などです。
OLIGHTのレーザー機能付きライトは?
OLIGHTは、レーザーを普段使いのライトやタクティカルライトにも応用し、以下の製品にレーザーを搭載しています。
製品 | クラス | 色 | 用途 |
Class 1 | 緑 | 日常使い | |
Class 1 | 緑 | ||
Class 3R | 緑 | タクティカル用途 (警備・法執行機関など)・サバイバルゲームなど | |
Class 3R | 緑 | ||
Class 3R | 緑 | ||
Class 3R | 青 | ||
Class 3R | 緑 | ||
Class 3R | 緑 | ||
Class 3R | 赤 | ||
Class 3R | 赤 |
レーザー製品の安全な使用方法について
1. レーザーを使用するすべての製品について、レーザー分類を理解したうえで適切に取り扱い、注意してください。
2.レーザーポインターは、未成年者の手の届かないところに保管してください。 安全性の観点から、未成年者(18歳未満)は、家族の同意、管理下以外でにレーザーポインターを使用することはできません。 レーザー機能付き製品の購入・使用は、レーザーの安全性・危険性を認識し、適切に取り扱いができる方(原則成人以上)のみご使用可能です。
3.人・動物・航空機・走行中の車両にレーザーを照射することは厳禁です。 場合によっては法的に罰せられる可能性があります。レーザー製品の誤った使用は固くお断りします。